公開講座実施報告(2025)
10月4日(土)に、「高齢者もこどももみんなごちゃまぜ!!-交流からはじまるつながりづくり-」を開催しました

10月4日(土)に、「高齢者もこどももみんなごちゃまぜ!!-交流からはじまるつながりづくり-」と題した公開講座を開催しました。
社会福祉に携わっている方々や、地域活動に関心を持つ多くの方にご参加いただきました。
今回の講座では、人間福祉学科 佐藤 陽教授をコーディネーターに、押領司 賢二氏(和光市共生型福祉施設ひかりのさと施設長?和光市統合型地域包括支援センター長)、岩崎 隆氏(新座市 ?1?北一の絆 楽しく、ささえて会)、西野 裕哉氏(デイサービス隣家)の3名が講師として登壇、前半は各講師による講話、後半は対談形式で進行しました。
前半は、講演のタイトルにもなっている「ごちゃまぜ」をキーワードに据えて、世代間交流の意義や実践事例をお話しいただき、それぞれの立場での経験や思いを共有しました。
後半は、登壇者4名の講演内容を踏まえながら、「ごちゃまぜ」と同様に核となっている「地域のつながりをこれからどう育てていくか」等をテーマに対談を行いました。対談の中では、実際に地域で活動している中で感じたことや、それぞれの立場から見た課題と希望など、多くの気づきを来場者と共に確認する時間となりました。
コーディネーターを務めた佐藤教授は、「3名の先生のお話は、各々の取り組みから、自然と『ごちゃまぜ』になり、『つながり』のベースが出来ている素晴らしい実践。人と人との『であい』から『つながり』を育んでいくことで、『ごちゃまぜ』の交流から『支え合い』が生まれる」と締めくくりました。
今回の講座をきっかけに、世代を超えて支え合う関係づくりが浸透し、地域の中で新しいつながりが広がっていくことを願っています。
    社会福祉に携わっている方々や、地域活動に関心を持つ多くの方にご参加いただきました。
今回の講座では、人間福祉学科 佐藤 陽教授をコーディネーターに、押領司 賢二氏(和光市共生型福祉施設ひかりのさと施設長?和光市統合型地域包括支援センター長)、岩崎 隆氏(新座市 ?1?北一の絆 楽しく、ささえて会)、西野 裕哉氏(デイサービス隣家)の3名が講師として登壇、前半は各講師による講話、後半は対談形式で進行しました。
前半は、講演のタイトルにもなっている「ごちゃまぜ」をキーワードに据えて、世代間交流の意義や実践事例をお話しいただき、それぞれの立場での経験や思いを共有しました。
後半は、登壇者4名の講演内容を踏まえながら、「ごちゃまぜ」と同様に核となっている「地域のつながりをこれからどう育てていくか」等をテーマに対談を行いました。対談の中では、実際に地域で活動している中で感じたことや、それぞれの立場から見た課題と希望など、多くの気づきを来場者と共に確認する時間となりました。
コーディネーターを務めた佐藤教授は、「3名の先生のお話は、各々の取り組みから、自然と『ごちゃまぜ』になり、『つながり』のベースが出来ている素晴らしい実践。人と人との『であい』から『つながり』を育んでいくことで、『ごちゃまぜ』の交流から『支え合い』が生まれる」と締めくくりました。
今回の講座をきっかけに、世代を超えて支え合う関係づくりが浸透し、地域の中で新しいつながりが広がっていくことを願っています。

岩崎 隆氏

西野 裕哉氏

押領司 賢二氏

運営に携わった学生スタッフと一緒に
10月4日(土)に、公開講座「みんなの『実践食事学』~持続可能な疾病リスクを減らす学びとは~」を開催しました
            10月4日(土)に、食物栄養学科 國井 大輔 特任教授による「みんなの『実践食事学』~持続可能な疾病リスクを減らす学びとは~』を本学431教室で開催しました。
講座では、國井教授が管理栄養士として30年以上、「食と健康」について関わる中で取り組んでいる「実践食事学」について解説しました。この学びは、大学生~社会人に向けて、食育について学べる環境を作り、学んだ知識を実生活につなげて役立ててもらうことを目的としています。
食べる順番や速さ、食べ合わせなど、「食べ方の工夫」について具体的な実例や実践食事学の体験談も交えて話が進められ、企業や地域の飲食店、グルメリポーターやYoutuberとコラボレーションした取り組みについても紹介されました。
参加者からは、「無理なく、健康を維持するために、実践食事学から学んだ食事の選び方や食べ方を工夫して、ぜひ日常生活に取り入れたい」といった声が寄せられました。
        
    講座では、國井教授が管理栄養士として30年以上、「食と健康」について関わる中で取り組んでいる「実践食事学」について解説しました。この学びは、大学生~社会人に向けて、食育について学べる環境を作り、学んだ知識を実生活につなげて役立ててもらうことを目的としています。
食べる順番や速さ、食べ合わせなど、「食べ方の工夫」について具体的な実例や実践食事学の体験談も交えて話が進められ、企業や地域の飲食店、グルメリポーターやYoutuberとコラボレーションした取り組みについても紹介されました。
参加者からは、「無理なく、健康を維持するために、実践食事学から学んだ食事の選び方や食べ方を工夫して、ぜひ日常生活に取り入れたい」といった声が寄せられました。

國井 大輔 特任教授

講演後の質疑応答では会場からたくさんの質問がでました
さまざまな年代の方が参加されました
7月20日(日)に、幼児教育学科共催による公開講座「十文字の森で 遊んで 過ごして 見つけよう 感じる私とつながる世界」を開催しました

本学幼児教育学科 名達 英詔教授が講師をつとめ、未就学児とその保護者11家族(こども17名、保護者16名、計33名)と、子どもの教育?保育に関心のある高校生(4名)が参加し、学生スタッフ(7名)がサポートしながら、当学科の名物授業「ネイチャー?ワーク」を体験しました。
    
            参加者は、本学附属幼稚園に集合し、事前のレクチャーを受けた後、大学敷地内にある十文字の森へ出発。木々が生い茂る、自然豊かな森で、葉っぱや風の音、鳥のさえずりやセミの声に耳をすませたり、葉が散りばめられたふかふかな土を踏みしめたり、五感をいっぱいに使って森での出会いをお互いに感じ合いました。その後、附属幼稚園に戻り、森で体験?体感したことをそれぞれ発表し合いました。
参加した高校生の皆さんからも、「森の体験で、色々な自然に触れられてよかった」「普段体験しないことだったのですごく楽しかった」と感想があり、幼児教育学科の授業の一部を体験し、将来の進路や学びを考えるよいきっかけになったようです。
    参加した高校生の皆さんからも、「森の体験で、色々な自然に触れられてよかった」「普段体験しないことだったのですごく楽しかった」と感想があり、幼児教育学科の授業の一部を体験し、将来の進路や学びを考えるよいきっかけになったようです。

まずは室内でオリエンテーション

講師の名達 英詔教授

十文字の森へ出発

木もれ陽の中、森でのレクチャーを

「これ、なんだろう?」一緒に見つめ合うひととき

様々な生き物が集う「十文字の森」

こんなことも、あんなことも???からだで感じる経験です

森から戻って、みんなで振り返りをしました。
受講者の感想(一部)
            ?自然の中で普段とは異なる体験をすることが子どもにも大人にも大切だと感じました。森の中での活動を通じて、子どもたちと一緒に遊びながら、自然の大切さや楽しさを再認識し、子どもたちの時間の流れを体感することができました。講師の方々の指導も分かりやすく、親子でのコミュニケーションが深まる貴重な時間でした。楽しい思い出ができ、次回もぜひ参加したいです。
?子どもと一緒に自然をからだで感じることができました。ふだん土に触れる事のできない子どもが虫や花には触れることが出来る事をはじめて知りました。ふだんの作られた遊び場のなかでは見られない子どもの違う一面を垣間見ることができました。
        
    ?子どもと一緒に自然をからだで感じることができました。ふだん土に触れる事のできない子どもが虫や花には触れることが出来る事をはじめて知りました。ふだんの作られた遊び場のなかでは見られない子どもの違う一面を垣間見ることができました。
6月28日(土)に、公開講座「江戸の出版物あれやこれや―文学!絵画!お楽しみ!―」を開催しました

谷嶋美和乃助教(左)と森暁子講師(右)
 6月28日(土)に、文芸文化学科 森 暁子 講師と谷嶋 美和乃 助教による、公開講座「江戸の出版物あれやこれや―文学!絵画!お楽しみ!―」を開催しました。
講座では、狂歌本や絵入り本、草双紙(くさぞうし)など当時の出版物の特徴や背景について、多角的な視点からの解説がありました。公開講座の前後には、同フロアの特設ギャラリーで江戸時代の出版物が展示され、参加者は江戸の出版文化を実際に目で見て楽しむことができました。
    講座では、狂歌本や絵入り本、草双紙(くさぞうし)など当時の出版物の特徴や背景について、多角的な視点からの解説がありました。公開講座の前後には、同フロアの特設ギャラリーで江戸時代の出版物が展示され、参加者は江戸の出版文化を実際に目で見て楽しむことができました。
             森講師の担当した前半「種々雑多?お楽しみの部」では、着物のデザインブックや絵本などをはじめ、絵画で楽しむ出版物を連想形式で次から次に紹介しました。
今年の大河ドラマに登場する、蔦屋重三郎の出版した作品も取り上げました。遊女評判記『一目千本』については、花のイメージから遊女の人物像を探り、山東京伝『小紋雅話』からは、パロディ文化と当時のユーモアが垣間見えました。
    今年の大河ドラマに登場する、蔦屋重三郎の出版した作品も取り上げました。遊女評判記『一目千本』については、花のイメージから遊女の人物像を探り、山東京伝『小紋雅話』からは、パロディ文化と当時のユーモアが垣間見えました。
             谷嶋助教の担当した後半「黄表紙を読もう」では、木版印刷でつくられた草双紙や浮世絵について説明した後、浦島太郎と魚の間に生まれた人魚を主人公とした『箱入娘面屋人魚』(山東京伝作、北尾重政画)を声に出して読みながら紹介しました。物語の随所にちりばめられた浄瑠璃?歌舞伎、浮世絵などで古くから親しまれてきた話のネタ―「無間の鐘」や「葛の葉伝説」など―に触れながら、文学?絵画?演劇の要素が重なり合う黄表紙の世界について解説しました。
        
    当日の様子

江戸時代に出版された作品について、ユーモアたっぷりに話す森暁子講師

谷嶋美和乃助教は出版文化や、草双紙について詳しく解説

暑い中集まった大勢の来場者が、江戸の出版物の仕掛けに耳を傾けました

江戸時代の書物や浮世絵を展示した特設ギャラリーの様子